車のバンパーは、衝突などの衝撃から乗員や車体を守る重要な役割を持っています。運転中に不注意で車をぶつけてしまった時、バンパーに大きな傷や凹みが出来てしまう事がありますが、そのままにしておいては車の外観を大きく損ねてしまいますし、ヒビなどが入ってしまっている場合、そこから損傷箇所が広がってしまう恐れもあります。そうなる前に、バンパー修理をしておくのがおすすめですが、あまりに大きな傷になると、ディーラー等で修理をお願いしてもバンパーごと交換になってしまい、費用が格段に高くなってしまいます。修理を早くしたいものの、費用が気になるという時には、ディーラーだけでなく自社工場を持っている板金修理業者などにお願いするというのも一つの方法です。また、傷の程度によっては自力で修理するという選択肢もあります。

パーツごと交換すると費用も高額になります

バンパーについてしまった大きな傷や深い凹みを新品同様に修理するのであれば、やはりパーツごと交換するのが確実です。しかし、その費用は非常に高くつきますので、少しでも修理費用を節約するのであれば、他の手段も考えなくてはなりません。パーツごと交換する際でも、新品ではなく中古品を使用すれば修理費用を節約することができます。しかし、車体によっては色が違ってしまうなどの問題が出る場合もあるので注意が必要です。費用を更に節約するのであれば、プロに頼らずに自分でバンパー修理をするという方法もあります。比較的小さな傷であればそれほど難しい作業ではありませんが、大きな傷になるとそれなりの技術や経験が必要になります。最近は補修用の材料も手軽に手に入れることが出来るので、思い切って修理にチャレンジしてみるのも良いでしょう。

大きな傷を自分で直す時の注意点

小さな傷や凹みであれば、コンパウンドで磨いたり、タッチアップ用の塗料を塗るだけでも傷を目立たなくすることができますが、大きな傷や深い傷の場合にはパテを使って傷を埋める必要があります。パテで傷を埋める時には、下地の汚れや油分をしっかりと落としておかないと、修理後にヒビが入ったり、剥がれてしまうこともあるので注意が必要です。また、大きな傷をパテで埋めても、走行中の振動で補修箇所が浮き上がってしまうこともあります。大きな傷を埋める時には、下地処理をしっかりとすると共に、FRP素材のパテを使用したり、ガラスクロスなどで補強を入れるなどの工夫をする事も大切です。また、パテで埋めた後も、サンドペーパーを使って表面を平滑に均しておかないと、塗装した際に境目が目立ってしまうことがあります。綺麗な仕上がりを求めるのであれば、各工程にじっくりと時間をかけて、丁寧な作業をすることを心がけなくてはなりません。